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2009年5月の記事

2009年5月27日 (水)

青年協総会報告

 続きましては、総会の報告です。
 4月19日北海道平和委員会青年協議会が、2009年度総会行う。
 北海道平和委員会青年協議会(以下道平青年協)は、4月19日道平和委員会事務所にて2009年度総会を行いました。今年は大学卒業などで春から新社会人になる会員が、5人誕生し、仕事と平和活動の両立が総会のテーマの1つになりました。そこで今回は総会のゲストに、地域に根ざした活動を続けている函館平和委員会会長徳永さんを招きました。徳永さんは総会参加者と自己紹介含めた対話をしながら、地域での平和委員会の役割、存在意義を語ってくれました。それから活動紹介、議論となり、旭川平和委員会青年部の「うちの例会の魅力は、女性が多くて、気軽にわからないことが質問できるし、お互いの状況もよく把握しあっている。新たに学生の新入会員も迎えて、活気づいている」という報告が非常にみんなの参考になりました。新役員は共同代表に、千葉喬(札幌)、古岡ともや(函館)、森田勇樹(北見)、事務局長に佐々木瑛が選ばれました。
 総会には矢臼別、帯広、札幌、旭川、北見などから13名が参加しました。
 (道平和委員会青年協議会)

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平和学校報告

 くらげです。
 だーいぶ遅くなりましたが、平和学校報告です。
 旭川青年部のレポートを、加筆修正させていただきました。
北海道平和学校09
アフガニスタンに必要な国際支援*日本にできること
4月18日札幌で「アフガニスタンに必要な国際支援*日本にできること」と題して北海道平和学校2009が開かれ、約80名が参加しました。
講演したのは日本国際ボランティアセンター(JVC)の谷山博史代表。谷山さんは1986年にJVCに参加。タイ・カオイダン難民キャンプを皮切りに、ラオス・カンボジアでの駐在を歴任。94年からJVC事務局長。2002年には再び現場に戻り、アフガニスタン現地代表。06年から現職。この現場での長い経験から得た経験や教訓が谷山さんの「確信」を形成しておられるのでは?と感じました。
講演ではアフガニスタンそのものの紹介から始まり、アメリカによるアフガニスタン攻撃後の「泥沼化」する現地情勢や人々の生活の息遣い、何が困難にさせているのか、などが詳しく語られました。アメリカや諸外国が増派すればするほどタリバンなどの支配地域が広がっていること、その背後に深刻な貧困があること、増派や米軍の残虐性が広がるにつれ国際NGOが活動しにくくなっていることなどから、アフガニスタンの人々にとって「複合的な危機」が広がっていることを訴えました。それは450万人もの栄養支援を必要とする国民がいること、うち子ども100万人、女性50万人は栄養失調状態にあること、一方で中立的援助スペース(人道支援活動の場)が失われつつあることを指摘。
特にPRT(地方復興チーム)と呼ばれる各国軍による人道復興支援事業が軍事作戦と人道支援の境目をわからなくさせており、またPRTの軍事化がすすみPRTの得た情報が軍事作戦に転用されている等、アフガニスタンの人々が「人道支援」を信頼できなくなっていることを大問題として指摘しました。JVCが開設していた診療所がPRTに占拠され、支援とは名ばかりの横暴や診療所からの「射撃訓練」、診察も無く医薬品をばら撒く危険な活動を目の当たりにし、JVCの告発や国際NGOの団結の力もあって止めさせた事例も紹介されました。谷山さんが「軍隊には人道支援はできない」と断言された姿に強く共感しました。タリバンなど武装勢力が復活していることに関連し「一番不安に思っているのはカルザイ大統領ではないか」と話し、以前まったく無視していたタリバンとの交渉を公言するようになり、2008年10月にはサウジアラビアの仲介で交渉がはじまっていることを紹介。また、武装勢力といえばタリバンばかりが有名ですが、実は他にもいくつもの勢力がある、と詳しく紹介され、それらを含めた全勢力による真の和平合意が必要ではないか、と問題提起されました。
特に講演のなかで印象深かったのは、まず第一に谷山さんの信念とも言うべき「対話しか平和を実現できない」との固い決意。そして現地の人々との長い活動の土台に得た教訓としての「どんな相手も信じる。しかしアテにはしない」との言葉。何よりも異なる文化圏での支援にあたっての姿勢に共感しました。
そして日本のあるべき姿に対して、アフガニスタンの人々が日本にもっているイメージが良いことを「特殊な財産だ」と指摘。これを活用すべきなのに、軍事一本やりの逆の対応をしようとしていることに強い懸念を述べられました。
 学内に張られたチラシを見て参加してきた女子学生など、青年の参加が全体の4分の一は占め、裏方でも活躍した講演会でした。旭川、矢臼別、函館など道内の地域平和委員会からの参加もありました。
(文 旭川平和委員)

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